日本対がん協会の調べによると、
※2020年に実施した5つのがん検診(胃、肺、大腸、乳、子宮頸)の受診者はのべ394万1491人で、2019年の567万796人から172万9305人減少し、対前年比30.5%の大幅減となっていました。
※公益財団法人 日本対がん協会HPより引用 https://www.jcancer.jp
コロナ流行下でも、がんは変わらず発生しています。減少した受診者数に2018年度の各がん発見率を掛けて推計すると、計約2100のがんが未発見となっている可能性があります。日本対がん協会グループ以外のがん検診や、別の病気の治療中に偶然発見されるがんなども合わせれば、2020年の日本では少なく見積もっても1万人以上のがんが未発見となっていることが懸念されます。 がん検診の受診を見送っているうちに未発見のがんが進行がんとなり、治療の選択肢を狭めてしまいかねないことも重大な問題です。
当院は、消毒・換気などガイドラインにのっとった感染防止対策を徹底しています。定期的な乳がん検診の受診をお勧めします。